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▶車の自動化がもたらした路上社会の危険性

< 車の自動化がもたらした路上社会の危険性>2020-12-09 特派員 祐二之田仲(南柏在住) 本日のテレワークも終盤になり、気分転換に散歩に出かけました。自宅近くの通行量の少ない道を歩いていると、1台のプリウスが私の横を追い越して行きました。そのまま歩いて200m程行くと、路上にさっきのプリウスが斜めに止まっているではありませんか。近づくと、カーブミラーがへし折れている、前に回ってみるとミラーのポールがくの字に曲がっていました。プリウスの左前部に衝突したことを物語っていました。左右前輪を見比べると、右ホイールは右に若干角度がついており道路をトレースする方向となっていますが、左ホイールはポールに衝突した衝撃で、だいぶ左に角度向いています。明らかに、回避操作もブレーキングもなくポールにまともに衝突したと思われます。 運転手の高齢の女性は、何やら必死に電話をかけまくっており、事故車は上下二車線の内、1.5車線をふさぐようにして斜めに鎮座していました。緩やかなカーブなので、通行車が出合い頭に衝突する危険がありますので、僕は急遽ウォーキングを中断して交通整理を始めました。手振り、掛け声で一生懸命誘導していますが、通過するクルマの運転手は野次馬が多く、タラタラ見物運行するので、まったく進みません。 少し経つと、ようやく警官2名が原付で来ました。事故車は路上を塞いでいて夕闇が迫り、現場は危険な状況となりつつありました。警察が、「押してどかしましょう」と言いましたが、「車軸が曲がってるので、動かせませんよ」とひと悶着があり、事態が膠着したので警官は応援のパトカーを要請していました。 パトカーが来るまで、時間がありましたので、運転手の女性に聞いてみました。「ゆるやかなカーブですが、ミラー立ってるの気が付かなかったのですか?」すると、「ミラーがあるのは解りましたが、そんなに近いとは思いませんでした」という答でした。因みに、警官が本署に連絡している際に、「72歳の女性が運転するプリウスが・・・」と言う声を耳にしました。 ◆ ◆ ◆  ここから考察となります。運転手は、運転の経過の記憶があるので、去年、私が目撃した高齢者暴走運転と同じではないと思われます。カーブミラーも認知できてるので、認知症ではない。但し、運転能力に必要な『距離感覚』が年齢に伴い低下したと思われます。回避行動や制動処

世界はクリーンエネルギーに向かっている

イーロンマスクという人をご存知だろうか。夢想家、ホラ吹き、目立ちたがりやに見える。しかし、着実に実績を上げている。電気自動車のテスラ社は、大衆車の量産が始まっていて好調だ。 地球上の生物は、太陽の恩恵で生きている。太陽がなくなったら一瞬たりとも生きていけない。それが何百年先になるかは分からないが、石油やウランを使い切ったらエネルギーはなくなる。遠くない将来、その日は確実に来る。彼はそのことを憂いて太陽発電に注目したのだ。電気自動車を普及させるために太陽光発電の会社を起こし、電力供給が不安定という弱点を補うために巨大なバッテリー工場を作っている。 アメリカには、イーロンマスクの対極にトランプという人がいる。経済発展を重視して地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱した。イーロンマスクは、政治家がなんと言おうと忖度しない。アップルやGoogleのデータセンタの9割は太陽発電で賄われており、イーロンマスクの考えに賛同している。 日本は、未だに石炭発電を推進し、原子力発電に固執している。エネルギー政策については明らかに後進国だ。世界はクリーンエネルギーに向かっている。目を覚まして欲しい。 参考:イーロン・マスク 世界をつくり変える男 竹内 一正著 ダイヤモンド社 2018年