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グレタさんの「国連の温暖化対策サミット」での演説

Climate activist Greta Thunberg, 16, addressed the U.N.'s Climate Action Summit in New York City on Monday. Here's the full transcript of Thunberg's speech, beginning with her response to a question about the message she has for world leaders. ニューヨークで行われた国連の温暖化対策サミットで地球温暖化対策を訴えているスウェーデンの16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリさんが各国の代表を前に演説しました。涙ながらに世界のリーダーたちに疑問を投げかけるところから始まります。演説の全文です。 英文がネットに上がっていましたので、原文に戻って読み直してみました。(20190927 廣瀬)  ----------------------------------------------------------------------------------------- Greta Thunberg's Speech At The U.N. Climate Action Summit(September 23, 2019 1:58 PM ET) グレタさんの「国連の温暖化対策サミット」での演説(2019年9月23日13時58分) My message is that we'll be watching you. 私が伝えたいことは、私たちはこれからあなた方を監視しますよ、と言うことです。 This is all wrong. I shouldn't be up here. I should be back in school on the other side of the ocean. Yet you all come to us young people for hope. How dare you! なぜなら、あなた方がやっていることは、すべてが間違っているからです。本来なら、私はここにいるべき人間ではないのです。大きな海の向こう側で学校に通って勉...

ノーモア原爆 映画「ひろしま」

先日、NHKのEテレで深夜に放映された「ひろしま」という映画を観た。静かな日常生活を送っていた人たちの頭上に突然、得体の知れない眩い閃光を放つ塊がが落ちてきた。平和な街は地獄に一変する。うず高く積まれた死体の山。マイケル・ジャクソンのスリラーに出てくるゾンビのように皮膚が爛れ、肉が削げ落ちた無数の人々の集団が呻き声をあげて足を引きずりながら廃墟となった街を歩く。 ナチスの脅威に備えてマンハッタン計画を始めたのに、なぜ、ドイツではなく日本に原爆を落としたのか。黄色人種に対する人種差別が根底にあったというタブーも、映画の中ではっきり語られていた。この原発の開発のために世界中から集められたノーベル賞級の科学者の中に、この愚行を止めようとしたものはいなかったのか。人類の希望、平和と進歩を目指して発展してきた科学とは何だったのか。 唯一の被爆国の日本が、なぜ、核兵器禁止条約に反対票を投じているのか、原爆の平和利用という偽善で開発された原発をなぜ止めないのか、放射能汚染を安易に風評被害で片付けてしまっているのか、この無神経さに憤りを感じる。今度、世界大戦が起これば必ず核を使う。人類最大の汚点である原爆は絶対悪。私は、戦争体験はないが、戦争は何があっても絶対に容認しない。 原爆が落ちて傷の癒えない7年後に、人類始まって以来の愚行の記録を残してくれたことに感謝する。この映画は、人類全体の財産。デジタルリマスターの技術でカラー化して、戦争を絶対に起こさないために、世界中の戦争を知らない子どもたち、大人たちに観てもらいたい。

4台玉突き衝突事故現場からの報告

<4台玉突き衝突事故現場からの報告>2001-04-01 特派員 祐二之田仲(南柏在住)   それは、2001年4月1日の日曜日の夕刻であった。奇しくも今日はエープリル・フール。しかし、これは、まぎれもない実話である。 昼から夜に差し掛かる夕刻は一番危ない時間帯である。事故発生率が最も高い。その日は、新東京サーキットまでカートのメンテに行った帰路であった。 もう、自宅まで20~30分という場所であった。 国道16号の北千葉インター付近は渋滞してたので、それを回避するため、並行する県道を走っていていた。 四街道市内である。現場付近は全くの直線で数キロは続いている。 上下2車線で極めて見通りは良好な場所である。 信号機も少なく、ポツリポツリとガソリンスタンドやパチンコ店が道端にある程度で、ふだんは混雑しない道である。ツーツーと自然に流れている。 しかし、この日に限って、いつも流れている場所で何故か10台ぐらい車が止まっていた。 たぶん、前方で右折する車があり対向車が途切れるまで待っていて、その為の一時的渋滞と思った。遙か前方なので確認できない。これが、いつも流れている場所が渋滞している原因なのであろうと推測した。この渋滞の最後尾について自分の車は完全に止まった。続いて、自分の後続車も順に止まっていった。 すると、いきなり後方で衝撃音と悲鳴のような叫びが聞こえた。とっさにルームミラー後方を見ると、ミラーの中に見えていた数m離れていた後続車のパルサーが、みるみる大きくなるではないか。 まるで、連続ズームの効くSF映画の特撮に使われているシュノーケル・カメラで撮影した映像を見てるようにアッという間にルームミラーのレンジ一杯になって迫って来た。車間があるので、大丈夫と判断していたが、次の瞬間、ドーーーーン と大きなショックを受けた。 衝突事故の瞬間を目で確認できたレアーなケースであった。大きな音、背後車のズームアップ、追突というプロセスから判断して、玉突き衝突であることは、車中でうずくまりながら解った。 ショックで一時的にじっとしていたが、しばらくしてエンジンを切り、停車処置をして、すぐに車から出て事故処理を始めた。自分の身体は、とりあえず現時点では異常がないのを確かめると、後方の状況を確認する余裕がでてきた。 車外に出ると、すでに後続車とその後...

南柏駅で高齢者が運転するレクサスが暴走

【特派員 祐二之田仲(南柏在住)】 2019年7月9日夜9時ごろ、南柏駅に電車降りてホーム歩いてると、 『グァーン、ガラガラン、ガガーン』という音。が、駅前ロータリーからは離れてるのか、ホームでは見えない。 改札出て、駅前横断歩道を渡ってると、すぐそばには、異様な光景! 駅前の人通りの多い歩道に、レクサスが突っ込んでいた。幸いにも倒れてる人はいない。 撮影しながら、運転手夫婦の会話を聞いてると、 奥様「あなたっ、アクセルとブレーキ、”また”踏み間違えたの?」 高齢運転者「・・・・・・」いつまでも無言。 奥様「ほんと、歩道に人がいたら大変な事になってたのよ、解ってるの!」 高齢運転者「・・・・・・」いつまでも無言。 奥様「あそこに停めていればいいのに、なんでクルマを動かしたの? 」 高齢運転者「・・・・・・」いつまでも無言。 警官が来るまで、何度もこの会話を繰り返されるが、旦那の返答なし。 「いやそんな事はない」とかの否定、「すまん、運転過った」とかの肯定もない。つまり会話になってない。というか、会話が出来てない。 で、表情は、 慌ててる、ガッカリしてる、ショック状態でもなく、無表情、無感動、無関心の状態。 事故で呆然として、会話できないという表情でもない。 高齢運転者は、 自分のクルマの回りをうろうろするだけで、運転席から財布をとったり、どうでもいいことしてるばかりしている。 ぶつけた被害車運転手と会話したり、ケガや被害の確認、突っ込んだ店の店員への謝罪の会話、路上に飛び散った鋭利な破片の処置などの行動すら出来ていない。運転車として当然の、最低限の救護活動、事故処理が出来ていない。無意味にうろうろするだけ。 (警察への通報は奥様がしていた) まるで、『私のクルマが、何故かこんなとこにいる? 』と不思議がってる挙動と表情である。 たぶん、ペダルを踏んだ記憶もないし、クルマを動かした動機もないのだろう。すべて、意識下になかった。運転事故を起こした自覚もない。そもそも、事故の認識も認知もないのだろう。 典型的な認知症の症状と思われる。 あの歩道を守るポールはかなり頑強な設計のものである。それを、大馬力で高剛性車体のレクサスで、へし折ってしまって、店の柱にぶつかるまで暴走してる。堅い防護のある歩道で...

薬物事犯者の処遇について

金沢区の2019年3月12日時点の保護観察事案は48件(少年28件)、その中で薬物依存は8件。環境調整事案は、37件(少年4件)、薬物依存は8件。金沢区の保護司は30名で足りていない。 全国の受刑者数は、2008年3万人、2017年2万人と過去10年で、受刑者数は1万人も減っているが薬物依存は、6千人をキープしており、薬物事犯者の割合は、2008年の21パーセントから2017年は28パーセントと上昇している。刑務所出所者の5割は5年後に再入所している。薬物は、どこでも手に入る。ネット以外に売人はたくさんいる。横須賀のどぶ板通りなどには、売人が多い。 ・1号観察:少年審判で保護処分とされた少年(保護観察処分少年) ・2号観察: 少年院から仮退院された人(少年院仮退院者) ・3号観察: 仮釈放された人(仮釈放者) ・4号観察:刑事裁判で保護観察付き執行猶予になった人(保護観察付執行猶予者) ■ 薬物を使用したくなる状況 HALT(ハルト) ・Hungry(腹が減っている) ・Happy(うまく行っている) ・Angry(怒っている) ・Lonely(孤独である) ・Tired(疲れている) ■ 薬物を使う理由 ・仕事がきつい。徹夜仕事を乗り切りたい ・受験勉強で頭をすっきりさせたい ・風邪の症状を緩和させたい ・結局、依存症って、人に依存できない病気 ■ 薬物依存者の特徴 ・自己評価が低い ・人を信じられない ・本音が言えない(いつでも大丈夫という) ・不安が強い ・孤独で寂しい ・自分を大切にできない ※本人の言葉を鵜呑みにしてはならない ・薬物依存は、犯罪でもあるが、脳の病気なので病院で治療しないと、なかなか治らない。 ・捕まった時に、捕まえてくれて、ありがとうという人が多い ・依存症は刑務所に入るだけでは治らない ・ポルトガルは、軽い薬物使用は非犯罪化 ■ 面接時の注意 ・信頼関係を作る ・正直に話をしたことを評価する ・「使用したい」は本人の問題解決の当然の帰結、行ってくれたことに、信頼関係ができたと評価する ・できないことを責めるのでなく、できたことを褒める ・支援者である我々が本人の努力を見ていることを伝える ・本人の努力を評価する ■ 専門医師からのアドバイス ・薬物依存症は、逮捕される犯罪という印象だけでなく、医療機関や相談機関を利用することで回復可能な...

パタゴニアン100ヵ条

パタゴニアン100ヵ条 HOW TO BREAK THE RULE. A to Z:遊ばざる者、働くべからず (エスクァイア日本版1998年10月) 1.ルールは盲目的に従うものではなく、自分たちで創るものである。 2.過ぎ去りし時代の栄光、成功をひきずらない。 3.夢中になり悪戦苦闘することが仕事であり、それは決して苦労ではない。 4.我を忘れることが遊びである。 5.何事も閃いたり、思ったら、まずアクションをひとりでも起こす。 6.お金のかからない自分なりの贅沢を知っている。 7.ムダな生活用品よりも趣味に関するモノの方が家に多い。 8.業界づきあいは必要最低限にとどめる。 9.神出鬼没。 10.単純なくりかえしの作業に神経を集中することが出来る。 11.神は決して人の姿をしていないと思う。 12.利害関係ではない人間関係に恵まれている。 13.プロの物書きではないが文章を書くのは好きである。 14.投機的なることにはいっさい興味がない。 15.寝食忘れて物事を追求してしまう。 16.太陽系の中のひとつの惑星に自分は生きていると感じることがあり、神秘を知る。 17.生きることはユーモラスなことだと笑うときもある。 18.ハードなときでも人生や仕事を楽しむコツを知っている。 19.大人の常識よりも子供の奔放さに本来の姿を見る。そして感心する。 20.生活習慣のひとつに日記やスケッチがある。 21.インスピレーションやテレパシーに満ちた生活を送っている。 22.およそ営利目的だけで作られた新製品には興味がない。 23.名コックの料理もいいが、山の上で渇きを潤おす一個の果実の至上の美味を愛す。 24.美術館の中の高価な美より日常生活の中に在るさりげない美を愛す。 25.人は誰しもがアーティストだし、そうあるべきだ。 26.クリエイティブな作業に没頭しているときに生きる悦びさえ感じる。 27.歩いて行ける所ならば、車には乗らない。 28.子供の頃から好きで、ずっとやりつづけていることがある。それがあるから自分だと思う。 29.モノの名称よりも、自然に関する名称をよく知っている。 30.動物との共生感が人には絶対に必要な感覚であると信じている。動物は魂の友である。 31.山や海は聖書以上の偉大なるバイブルであると感じたことがある。 32.喜びや富は多くの人と共有すべきもの...

「宇宙論から見た人類の由来」

   2004年定期総会 (記念講演レジュメ)        演題  :  「宇宙論から見た人類の由来」                                            講師  広瀬立成 氏              『宇宙論から見た人間の由来:我々はどこから来てどこへ行くのか』                                               平成16年5月14日 1 はじめに  現代物理学は、宇宙が今から140億年前に大爆発とともに発生し、その後膨張を続けながら進化してきたことを明らかにしています。このような進化宇宙論の立場に立って、地球の誕生、生命の発生を振り返えったとき、地球が生命の星として存在してきた天文学的原因が明らかなになります。生物の存続の基本的条件は物質・エネルギーの「循環」であり、それを保証するために、生物界は多様性と共生のシステムを創造してきました。  生物進化の頂点に立つ人間は、知性と欲望の赴くまま、20世紀において科学技術を画期的に発展させました。それは、人間生活に利便性をもたらす一方、宇宙?地球?生物系の循環ルートに重大な影響を及ぼすことになりました。  この講演では、地球の誕生、生命の発生と生物生存の条件を探りつつ、地球の未来と人類の行方について考えてみたいと思います。 2 宇宙の開闢と地球の誕生  今から140億年前、宇宙は微少な火の玉として誕生しました。そこでは、今日の宇宙に存在するあらゆる物質が、微少な空間に閉じ込められていました。今日の宇宙は光で走っても140億年もかかる広大な世界(140億光年)であり、その中に無数の星々が浮かんでいます。もちろん開闢時代の小さな宇宙では、これらの物質は原形を留めることはできず、物質の要素としての素粒子に分解されていました。このように、初期の宇宙は素粒子が詰まった世界であり、したがって、その理解には原子・分子や素粒子など、物理学が明らかにしてきたミクロの世界の知見が必要になるわけです。物質を作っているのは陽子、中性子、電子という3種の素粒子です。宇宙開闢初めの1秒くらいまでは、これらの素粒子が、約1兆度という高温で小さな宇宙の中を飛び回っていました。  さて、宇宙の膨張によって温度が低下するにつれ、素粒子の雲のなかに少しずつ構造が作られてきました。...